- 味噌汁の文化
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みそ汁はご飯とともに日本の食卓に欠かせない料理です。
だし汁に野菜・豆腐・海藻・貝など季節の旬の食材やその地方の特産物を入れて煮、その中に味噌を溶かした汁物がみそ汁です。特に寒い朝は、あたたかいみそ汁をすすると気持ちがなごみ、体の芯から活力が沸いてくるような気がします。
日本人は長い間みそ汁を食べてきました。日本がまだ貧しかった頃、質素な食事でありながら人々が健康でいられたのは、ご飯とみそ汁のおかげだといわれています。味噌そのものに栄養があり、具を煮た煮汁ごと食べるため、その具の栄養も一緒に摂れるすぐれた健康食です。
みそ汁のうま味は、味噌、だし、具のそれぞれが持つうま味が一体となって生まれます。美味しいみそ汁を作るにはだしをしっかりとる事、味噌の種類、具の組み合わせ方が決め手となります。地域によって様々な味噌が作られその味噌で味噌汁が作られています。味も様々で甘い味噌汁や辛い味噌汁、出汁を生かす味噌汁などいろいろな物が楽しめると思います。
日本食の基本、みそ汁を作ってみてはいかがですか?
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