消費税説明(8%と10%)
日本で初めて消費税が導入されたのは、1989年4月でした。当時、3%に設定されていた税率は、1997年に5%、2014年に8%と段階的に引き上げられてきました。
そして2019年10月1日(火)、消費税は8%から10%へ引き上げられました。消費税率の引き上げと軽減税率の実施がされています。軽減税率というのは、「消費税10%に上げるけど、食料品や飲み物は消費税を8%のままにするよ」という制度。それでは、どんなものが8%のままでどんなものが10%になるのか知っていますか。
生活に欠かせない飲食料品(酒類を除く)については、基本的に従来どおり消費税8%の税率を適用です。
ただし、飲食品は8%ですが、外食やケータリングには適用されず消費税10%と定められています。また、ファストフード店やコンビニなどでは、同じ品目でも店内で飲食すると10%、持ち帰りなら8%と、少々複雑な設定となっていますので注意が必要です。たとえば、持ち帰りのできる飲食店で、お店で座って食べたら10%になり、同じものを公園のベンチで食べるなら8%になります。
消費税は物や状況によって8%か10%かが変わる原則はちょっと複雑なので、買い物時には注意しましょう。